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FIP制度を活用した 再エネアグリゲーション事業の開始について 

FIP制度を活用した 再エネアグリゲーション事業の開始について 



Valhall合同会社

Valhall合同会社(本社:東京都渋谷区、社長:セーアン・エーヤースベク・イェンスン 以下「Valhall」)は、オリックス株式会社(本社:東京都港区、社長:井上 亮、以下「オリックス」)のFIP発電所のバランシング業務受託を通じて、2023年6月1日よりFeed-in Premium(以下、「FIP」)制度(*1)を活用した再エネアグリゲーション事業(*2) (以下、「本事業」)を本格開始しました。

本事業でオリックスは、FIT制度下にて運営している、四日市市、多治見市、および小牧市の各太陽光発電所(合計認定出力:1,410kW)をFIP制度適用へ転換し、Valhallと締結する電力受給契約(PPA契約)のもと、当該発電所の発電量を全量Valhallに販売します。Valhallは各発電所の計画提出業務や、インバランスリスクのマネジメントなど、FIP制度下で新たに発生する追加リスクを引き受けます。

FIP制度下では、基準価格(FIP価格)から、市場取引等により期待される収入(参照価格)を差し引いた額が、プレミアム(供給促進交付金)単価となり、それに再エネ電気供給量を乗じた額を基礎として、1ヶ月毎に決定される形となります。

この参照価格は、発電量を単純に全量市場取引した際に実際に得られる収入と必ず等しくなるものではないため、FIT発電所を、FIP制度に転換する場合、効率的な市場取引によって、参照価格を下回ることのない経済性を目指すことが非常に重要となります。

Valhallはデンマークに本部を置き、世界中の電力市場を対象としたアルゴリズム取引などを専業とするYggdrasil ApSの日本法人です。現在、欧州各国、米国、日本など世界各国で横断的に超短期の電力トレーディングを展開しています。本事業でValhallは、再エネ導入が先行する世界各国で得た短期のトレーディング、リスク管理のノウハウを生かし、日本のFIP制度下でも経済性を損なわない効率的な市場取引を行う考えです。

Valhallは、FIP制度のもとでの再エネアグリゲーションを通じ、日本における今後の再生可能エネルギー普及拡大に貢献してまいります。

*1: Feed in Premiumの略称

*2:  再エネ発電事業者に代わって発電所を束ねて発電バランシング業務の代行を担い、市場取引等を代行する事業

 

本件に関する問い合わせ先 

Valhall合同会社 

電話 050⁻3085⁻8600 

メール [email protected] 




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